TOPICS

鹿児島空港エプロン改良実施設計業務で優良業務表彰並びに優秀技術者表彰を受賞しました(2020-8-24)

 当社（株）日本空港コンサルタンツは、令和2年7月に国土交通省 九州地方整備局 鹿児島港湾・空港整備事務所長より優良業務表彰、並びに優良技術者表彰を受賞しました。

○『優良業務表彰』：鹿児島空港エプロン改良実施設計業務
  株式会社 日本空港コンサルタンツ
○『優良技術者表彰』
  国内業務本部土木技術部 副部長 亀井 慎一郎（かめい しんいちろう）

【業務の背景】
 鹿児島空港は、錦江湾に浮かぶ桜島を望む大地に、総面積約183平方メートル、3,000mの滑走路など航空保安施設を備えた九州地方でも２番目の旅客数を有する国管理空港です。鹿児島空港では、海上保安庁が航空機を常駐させ航空機による海難救助等を遂行しており、また、鹿児島県警察航空隊が航空機を常駐させ災害現場における捜索救助活動等を行っています。海上保安庁、県警航空隊前面のエプロンは供用開始から30年以上経過しており、舗装の老朽化が顕著になっています。

【業務の概要】
 空港舗装は、広大な面積を有する面的な舗装であり、供用に伴い徐々に性能が低下する土木構造物です。本業務では、既設アスファルト舗装の解体調査を通じて劣化・損傷状況を評価するとともに、舗装改良工事に必要な測量を実施し、アスファルト舗装の要求性能を回復するための改良設計を行いました。改良設計にあたっては、設計要領の改訂、既設アプローチスラブによるリフレクションクラック対策を考慮し、施工性、経済性を踏まえて改良工法の選定を行いました。

【謝辞】
 本業務遂行にあたりご指導を賜りました発注者である九州地方整備局 鹿児島港湾・空港整備事務所をはじめ、九州地方整備局 港湾空港部並びに関係機関各位の皆様に改めて御礼申し上げます。

※画質を低めにして掲載しています。