海外プロジェクト

ボルグ・エル・アラブ空港

  • 空港名 ボルグ・エル・アラブ空港
  • 国名 エジプト・アラブ共和国
  • 所在地 アレキサンドリア市
  • プロジェクト名 ボルグ・エル・アラブ空港近代化計画
  • 発注者 エジプト空港会社(EAC)
  • 施設概要 旅客ターミナルビル(24,277m2)、エプロン(63,500m2)、空港アクセス、駐車場及びその他附帯施設
  • 技術サービス 基本設計、詳細設計、入札支援、施工管理、維持管理、環境社会配慮、空港管理者トレーニング
  • 実施期間 2005年12月~2013年5月

2005年当時、エジプトのカイロに次ぐ、第二の都市であるアレキサンドリアにあるノズハ空港は滑走路が短く、大型機の離発着ができない上、拡張が困難であることから、エジプト政府は市内から約40km離れた場所にある別のボルグ・エル・アラブ空港を拡張してノズハ空港に代わってアレキサンドリア市の空港として整備することを決定し、日本政府に対し協力要請を行いました。

日本のJICAは円借款事業として受けることを決定しましたが、この事業には旅客ターミナルビル、貨物ターミナルビル、駐機場、誘導路及びその他関連施設の新設の他に、事業主体であるエジプト空港会社の社員を対象に空港管理・運営に係るトレーニングも含まれていました。

当社は、オランダのNetherlands Airport Consultants (NACO)及びエジプトのEngineering Consultants Group (ECG)と共同企業体を結成してこのプロジェクトに係る設計、入札支援、施工管理及び維持管理業務を実施し、空港管理・運営に係るトレーニングは成田国際空港株式会社(NAA)の協力を受けて実施しました。施設は2013年5月に完成しました。

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