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新千歳空港設計地震動算定業務が表彰されました(2013-7-30)

 当社(株)日本空港コンサルタンツは、平成25年7月に北海道開発局 札幌開発建設部より優良工事等表彰 部長表彰として優良工事等表彰、及び専任技術者表彰を受賞しました。

優良工事等表彰:新千歳空港 設計地震動算定業務
専任技術者表彰:国内業務本部 技師長 久野 了史(くの さとし)(管理技術者)      

【業務の背景】
 新千歳空港の耐震性能照査に用いる設計用入力地震動は、震源となる断層帯について地震調査研究推進本部が平成15年11月12日に公表した石狩低地東縁断層帯南部の長期評価に基づいています。
 その後、最近の調査結果による活動履歴などの新たな知見を元に、同断層帯における長期評価の一部改訂が平成22年8月26日に公表され、設計地震動である「石狩低地東縁断層帯南部」の断層の長さが23kmから54km以上と延び、より大きな地震動となることが想定され、空港施設の耐震化に及ぼす影響が懸念されたことから、新たな条件で地震動を算定する必要性が生じました。

【業務の概要】
 本業務は、この長期評価の一部改訂に伴い、設計地震動を新たに算定するとともに、空港基本施設及び地下構造物について地震応答解析を行って、新たに算定した設計地震動を用いた場合の既往の液状化対策断面及び地下構造物の補強断面に対する影響を確認・検証したものです。
 設計地震動作成にあたっては、独立行政法人 港湾空港技術研究所のご指導を頂きとりまとめるとともに、地下構造物の耐震対策及び基本施設の液状化対策への影響について比較解析を行い、定量的な評価を行いました。

【謝辞】
 本業務遂行にあたりご指導を賜りました、発注者である北海道開発局札幌開発建設部、並びに独立行政法人 港湾空港技術研究所、「新千歳空港耐震技術検討委員会」の委員長である京都大学防災研究所井合教授をはじめとする関係機関の皆様方に改めてお礼申し上げます。

【謝辞】
 本業務遂行にあたり指導を賜りました、発注者である関東地方整備局 東京空港整備事務所をはじめ、関係各位の皆様に改めて御礼申し上げます。

新千歳空港設計地震動算定業務_表彰状
※画質を低めにして掲載しています。