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新千歳空港共同溝等耐震対策施工検討外業務で表彰状を授与されました (2015-8-5)

 当社(株)日本空港コンサルタンツは、平成27年7月に国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部より平成27年度優良工事等表彰(部長表彰)として、優良業務表彰、および優秀技術者表彰を受賞しました。

優良業務表彰:新千歳空港共同溝等耐震対策施工検討外業務
優秀技術者表彰:国内業務本部 技師長 久野 了史(くの さとし)

【業務の背景】
 新千歳空港は、国内における「航空輸送上重要な空港」の13空港の1つとして位置付けられており、基本施設の液状化対策、地下埋設物の耐震補強等の耐震対策が進められています。
 一方、新千歳空港においては、冬季の欠航、遅延便を解消するための、B滑走路のILS双方向化事業が再開され、平成27年度中の供用開始を目指したB滑走路19LのILS整備、及び滑走路端安全区域(RESA)の用地造成に係る事業工程の見直しと、条件変更に伴う施工検討等を行う必要が生じました。

【業務の概要】
 本業務は、大規模地震時において新千歳空港の空港機能を維持するために、基本施設を横断する共同溝の耐震性照査及び耐震補強工法(せん断補強工法)の基本設計と占有するライフラインへの影響を考慮した施工検討を行ったものです。
 また、滑走路端安全区域のL1地震動に対する盛土の耐震照査と液状化対策工の検討を行い、滑走路端安全区域(RESA)工事に係る施工検討等を行いました。
 その他、舗装設計として、B2、B10誘導路のフィレット拡幅設計、及びフィレット拡幅に伴う排水施設設計を行いました。さらに、A滑走路、A3・B10誘導路の舗装改良設計の結果に対して、アメーバ施工解消のための設計を行いました。

【謝辞】
 本業務遂行にあたりご指導を賜りました、発注者である北海道開発局 札幌開発建設部をはじめ、北海道開発局 港湾空港部 空港課、並びに関係機関各位の皆様に改めて御礼申し上げます。

新千歳空港共同溝等耐震対策施工検討外業務_表彰状
※画質を低めにして掲載しています。